《風俗ガイド》この快楽はデリヘルだけのまさに醍醐味ブログ:19年06月28日
ぼくは高校を卒業し、
地元から少し遠い大学に進学したため、
ひとり暮らしを始めた。
少しづつ学生生活にも慣れ、
楽しく毎日を過ごしているとき、
ぼくに試練が与えられた。
ある日の授業中、突然顔の右半分が麻痺し、
思うように動かなくなってしまった。
急いで病院に向かった。
仕事が終わったばかりのお父さんも病院にかけつけてくれた。
医師の診断によると、
ぼくの病名は、顔面神経麻痺。
環境の変化によるストレスからの麻痺ということだった。
人によって治るは早さは様々だが、早くても一ヶ月。
長いと半年くらいかかるとのこと。
その日は、薬をもらい、帰宅した。
ぼくは、怖くて怖くて仕方がなかった。
目が閉じられない。うがいが出来ない。笑うことができない。
昨日まで普通に出来ていたことが、いきなり出来なくなった…
ぼくは精神的にもすごく落ち込んでしまった。
しかしお父さんも母も、ぼくを献身的に支えてくれた。
実家に帰ったら、
上手くご飯ができないぼくのために、
母はやわらかい食べ物を作ってくれた。
顔が動かせないぼくのために、
お父さんはマッサージを教えてくれた。
ぼくは、病気が治ったら、
笑って「ありがとう」って言おう!と心に誓った。
それから、毎日薬を忘れずに飲み、マッサージも続けた。
そして、発症から一ヶ月ほどしたあるあさ、
「おはよう」という母に、
口角がしっかり上がった笑顔で「おはよう」と返せた。
とても嬉しかった。
そのことにお父さんと母が喜んでくれたことが嬉しかった。
ぼくは笑顔で「ありがとう」って言った。
病気なんて、ならないほうが良いに決まっている!
でも、今回の病気で、
お父さんとお父さんに「ありがとう」って純粋に言うことが出来た。
怖かったけれど、嫌だったけれど、
ぼくは確実に成長できた。