《風俗ガイド》この快楽はデリヘルだけのまさに醍醐味ブログ:19年01月21日
おれはお父さん大好きっ子です。
もし、親に相談することがあれば、
相談は母ではなくお父さんにするくらいです。
そんなお父さんは
どちらかと言うと世話好きなおばちゃんって感じで、
いつも人の心配をしているような人です。
それでいて、無邪気で、でも男の背中も見せてくれます。
普段は甘えん坊で、
天然ボケみたいなところもありますので、
どちらかと言うと邪険に扱っております。
…が、そんな愛すべきキャラの
お父さんの強さと悲しさを見たことが何度かあります。
それは祖父が亡くなった時のこと。
おれが幼稚園のときでした。
当時のおれは
お父さんの置かれていた環境は知るはずもありませんが、
その時お父さんは
「泣いていない」のに「泣いて」いました。
祖父は心臓病だったのですが、
おれたちは、運良く死に目に会うことが出来ました。
なぜ、運良くかといいますと、
お父さんと祖父は仲たがいをして
長いこと会っていなかったからです。
お父さんと祖父が和解したのは、
祖父が亡くなった時なのです。
おれ自身も祖父に会ったのは、その最後の1、2回だけです。
最後の最後で自分のお父さんと分かり合えたのに、
これで永遠のお別れなんて…
でも、男として涙をこらえていたんでしょうね。
子供ながらにひしひしと感じるんです。
この人の心は泣いているなって。号泣してるなって。
その時、
とりあえず子供たちは外にいなさいと言われたのですが、
その悲しみの大きさを感じて、返事も出来ずに何も言えずに、
おれは固まっていました…
人はこんな時、
誰でもそんな風にしてしまうのかもしれませんが、
おれは父の中に大きさを感じました。