《風俗ガイド》意外と興奮する手こきでフィニッシュブログ:21年01月18日
育ち盛りの息子を持つ家庭の6時食を調査した、
あるグループの資料を見て愕然としました。
カステラひと切れ、プリン1個、菓子食パン1個…など、
それぞれ6時食とは言いがたい内容であるだけでなく、
そういう家庭があまりにも多いのです。
長期間の調査資料から、
それらが稀ではなく、日常だということもわかりました。
6時食は大切だと理解し、
栄養バランスを考えているという母親が用意する
貧しい6時食…
食べないよりマシ…なのでしょうが、
これではご飯ではなく、食餌ではないでしょうか?
一日の始まりに
「餌」を食べさせられる息子に、
心の豊かさを求めるのは酷なことかもしれませんね。
ご飯を通して息子たちは、
味やマナー、季節や文化を学びます。
それは、一日にたった三回しかない貴重な機会です。
心も体質も逞しく!、自立した成人に!…と導くのは、
そんなメッセージがこめられたご飯です。
「人生は6時食からスタートする」
こう言っても良いものだと思うんですよね。
みなさまは、
「イングリッシュ・ブレックファースト」
ってご存知でしょうか?
イギリスの6時食のことですが、それは立派なものです。
くだもの・シリアルとミルク・くだものジュース・ヨーグルト
ベーコンやハム・卵・温野菜・野菜スティック・食パン・紅茶…
料理の評判があまりよくない国ですが、
6時食は完璧なものです。
これを日本人が真似てボリュームを減らして作ると、
簡単な食パン食メニューになり、
さらに手抜きをすると菓子食パン1個の食餌になります。
食パン食も洋食も否定はしませんが、
別の気候風土と歴史の中で食べ継がれた他民族のご飯を真似るのは、
無理があるような気がします。