《風俗ガイド》素人の女の子に相手をしてもらおう


《風俗ガイド》素人の女の子に相手をしてもらおうブログ:22年10月17日


小樽での学生生活のために、
兄貴が一人暮らしを始めた。

我が家のテーブルには、
兄貴の椅子がポツンとひとつ…
食卓の一角がぽっかりあいた。
家が広くなったような気がする。

そして、
ボクが分担する洗濯物が激減した。
ボクは、兄貴がいないのを実感。

パパが、おとなしい。
あんなに怒ってばかりいたのに…
あんなに威張っていたのに…
今は落ち着きまでない。

一方、母親は以前より忙しくしている。
あんなに外で働くのを嫌がっていたのに、
兄貴の仕送りのため、
いそいそとパートの仕事に出るようになった。
帰って来ると、三日に一度は、荷造りだ。

「野菜が高いからね。お兄ちゃん大変でしょ。
それに、おやつだって、男の子は買いにくいものねぇ…」

まるでボクに言い訳をするかのように、
丁寧に荷造りに励む。
隣りで、パパは、静かに新聞を読んでいる。

「お父さん、手伝ったら」
ボクの声も、パパには届かないようだ。

家族って、たった一人いないだけで、こうも空気が違うものか。
あんなにけんかばかりしていた私も、
最近、けんか相手がいなくて、何だか変…

「早く帰って来ないかな。いたって、意地悪されるくらいだけど、
いないと調子がおかしくなっちゃう。早く帰って来てよ…」

そう、心の中で思いつつも、
今日も、パパと母親を気遣っている。
寂しいのは、ボクばかりではないはずだから…

1週間位前、兄貴から電話があった。
「しっかり勉強しろよ。ふざけてると、大学に入ってから泣くぞ。
それと、お父さんとお母さんのこと、頼むぞ!」
そう言うと、切れた。

ボクは、兄貴が、少しだけ好きになった。
いてもいなくても、兄弟。
いてもいなくても、親子なんだと、
ボクは、実感した。



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